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MVNOを知ろう -8

更新月を待つよりお得

違約金支払ってもお得になる!

解説も、いよいよ乗換え(MNP)実行…という処まできましたが、MNPは更新月にするもの…という固定観念を持っていませんか? 実はMNPは、更新月を待たずに実行してしまった方がお得な場合があるんです。この項ではどういう場合に「更新月」を待たずにMNPした方が得なのかを見てみましょう。

大手キャリアは「2年契約」が基本で、2年ごとに契約の月日から2か月間を「更新月」と定め、この期間以外でのMNP・解約にはいわゆる「違約金」を課しています。

違約金はドコモ/au/Softbankでも「9,500円」が相場で、これが自由に通信会社を移る事ができない障害となっています。

しかし、MVNOに移転する場合には、移転後の基本料の差額(安くなる分の料金)がありますので、更新月を待たずにMNPした方が得になるケースがあるんです。

例えば、大手キャリアの月額料金が月額7,000円、乗換え先のMVNOの料金が月額3,000円だとすると、その差額は月額4,000円になります。

この金額の2.4か月分で違約金9,500円に相当します。

つまり、更新月まで料金支払いが3回発生するなら、更新月を待たずにMNPした方が料金支払い額の合計は少なくなる~つまりお得になる訳です。

必ずしも「更新月」まで我慢してMNPする事が最善策という訳ではない場合もある…と言う事を覚えておいてください。


前項で述べたように、月額料金だけで勘案すれば、更新月まで3カ月以上あるなら待たずに実行した方がお得になるのですが、端末を分割払いで購入している場合はまた話しが違ってきます。

端末の分割払いは、単に24回に分割して支払っているだけではなく、購入支援というカタチで端末代金が大幅割引されています。

本来の端末の分割代金に、毎月サポートというカタチで割引が入っているはずですので、請求書などで確認してみてください。

この場合、更新月を待たずにMNPすると、毎月のサポートが打ち切られた上で端末本体の残額を一括支払いする事になり、かなり大きな負担となってしまうんです。

前の更新の際に、新たな端末を購入しなかった場合などですでに端末支払いが完了している場合には、更新月を待たずにMNPした方がお得になります。


SIMロック解除

端末に関連して「SIMロック」について解説します。

大手キャリアでは、自社で販売した端末(AndroidもiPhoneも)に、他社で利用できないように「SIMロック」をかけています。

このSIMロックが施された端末は、他社の通信回線のSIMでは利用できないため、MVNOへ乗り換える際の障害になっています。

ドコモの場合は、ドコモで購入した端末をドコモ回線を使ったMVNOでも「SIMロック」したまま(解除せずに)利用することができます。

auの場合には、auで購入した端末でも、通話に「VoLte」方式を採用する端末に限っては、「SIMロック」を解除する(SIMロック解除)が必要になります。

Softbankの場合には、基本的には全機種で「SIMロック解除」が必要ですが、iPhone5以降のiPhoneに限り、現時点で唯一のSoftbank系MVNOである日本通信のSIMのみ「SIMロック解除」せずに利用する事ができます。 同じSoftbankの「Y!mobile」で利用する場合には、必ず「SIMロック解除」が必要です。

また端末の発売時期によって、「SIMロック解除」が可能/不可能が分かれます。

2015年5月以降に発売された端末は、ユーザーの「SIMロック解除」の希望に応じなければならない規則ですが、それ以前に発売の端末では「SIMロック解除」できないんです。

例えば、iPhoneで言えば、2014年9月発売の「iPhone6」はロック解除対象外ですが、2015年9月発売の「iPhone6s」以降のモデルはロック解除が可能…という具合です。


ロック解除できないiPhoneの利用

2015年5月前の発売で「SIMロック解除」対象外のiPhoneをMVNOで利用する方法を紹介します。

前述の通り、ドコモの端末はドコモ回線MVNOでロック解除なしに全ての端末が利用できます。

auの場合は、auで購入した「iPhone5s」「iPhone6/6Plus」用に、SIMロックしたままで利用できる専用SIMを「UQmobile」で提供しています。

SIMロックしたままで使える特殊な仕様のSIMで、「UQmobile」でしか発行されていません。テザリングも可能である事も大きな特徴です。

⇒UQmobile

Softbankの場合は、同じSoftbankの「Y!mobile」では発売時期に関わらず全ての端末で「SIMロック解除」が必要です。

2017年3月にサービスを開始したばかりの、日本通信の「b-mobileS」と、販売パートナーであるU-Nextの「U-mobileS」は、「5」以降の全てのiPhoneでSIMロックされたままで利用可能です。

これらの特殊仕様のSIM以外では、SIMロックされたままのiPhoneをMVNOで利用するのは難しい状況です。

b-mobileS
U-mobileS


豆知識

SIMロックされたiPhoneを「SIMロック解除アダプタ」(通称:下駄)を使って強制的にSIMフリー化する事も可能ですが、正規の方法ではないため、必ずSIMフリー化できる保証もありませんし、使用中の動作も非常に不安定です。

限られたごく少数の選択肢であるとは言え、前項のような専用SIMによる運用は正規の方法である事から、設定も簡単で動作も非常に安定しています。

「SIMロック解除アダプタ」によるSIMフリー化に興味があれば、拙ブログをご覧頂ければ設定方法や結果をレポートしていますが、専用SIMが発売される前の対応策ですので、現時点ではお勧めできるものではありません。

⇒ブログ:Softbank版 iPhone6 SIMロック解除~SIMフリー化!


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